合同会社ISP

あなたのキャラクターが、
あなたとの物語を覚えていく。
代表者佐々木 ダアナア
合同会社ISP
AIキャラクターチャットサービス「AI-rêve」の企画・開発・運営

Q事業内容を教えてください。

オリジナルキャラクターを作成し、そのAIとチャットができるアプリ「AI-rêve」を開発しています。 従来のAIチャットアプリが抱えていた弱点として、キャラクターとの関係性や会話の「記憶力」が弱い点が挙げられます。私たちのサービスは、この記憶の管理機能を強化し、ユーザーの期待にしっかりと応えられる設計にしているのが最大の強みです。 ターゲット層としては、いわゆる「推し活」やオタク界隈の方々を想定しています。友達や恋人のようなキャラクターを作って会話を楽しむユーザーに刺さるよう、高いカスタマイズ性と使いやすいUIを追求しました。 また、キャラクターの著作権問題にも配慮しています。他社アプリでは作成したキャラクターが全体公開されることもありますが、AI-rêveでは完全に「非公開」を基本とし、自分だけのキャラクターを自分だけで楽しむクローズドな空間を提供しています。AIが画面の向こう側にいることを自覚して話す「メタモード」と、自然な距離感で会話を楽しむ「現実モード」など、会話のスタイルも細かく設定可能です。


Q起業した経緯を教えてください。

2年前に起業したのですが、根底にあったのは「自分で何かを作りたい」という強い衝動でした。事業でもモノづくりでもいい、何も作っていない自分に対する焦りのようなものがあったのだと思います。 最初は、企業から案件を安く集め、それを学生の実績作りに活かしてもらうインターンマッチングサービスを考えていました。しかし、先輩経営者に相談したところ、「企業は安く学生を使い倒したいだけで、学生に価値を見出して仕事をくれるわけではない」と市場の現実を突きつけられたのです。 そこから事業計画を一から考え直し、ともに事業を進める仲間からの提案で、現在のAIチャットアプリへと辿り着きました。


Q今までで一番辛かったことを教えてください。

大きく2つの経験があります。
1つ目は、中学生の時に熱中していたeスポーツでの挫折です。当時、本気でプロゲーマーを目指して毎日ゲームをしていましたが、周囲の友人が受験等で辞めていくのに流され、自分も途中で諦めてしまいました。しかしその約1年後、同年代の無名だったプレイヤーが大会で優勝し、賞金を獲得している姿を見たのです。「あのまま続けていれば、自分も変われたかもしれない」と強烈に後悔しました。この経験から、本気でやり続けるメンタルと覚悟の重要性を痛感し、今の起業生活における「絶対に諦めない姿勢」に繋がっています。
2つ目は、小学生時代の学習に関する苦労です。私は勉強が極端に苦手で、テストで0点を取った時は机に突っ伏して泣くこともありました。漢字も全く読めず、小学4年生から6年生までは特別学級で過ごすことになりました。
当時、一部の先生から心無い言葉や冷たい態度を取られるなど、周囲の無理解に苦しむ辛い時期を過ごしました。しかし、そうした「普通ではない経験」を重ねたことで、逆に「見返してやりたい」というエネルギーが湧き、現在のビジネスへの原動力になっています。


Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。

意識していることは大きく3つあります。
● 仲間に感謝し、還元すること
会社は社員や仲間がいなければ絶対に回りません。一緒に事業を進めてくれている協力者に対しては、感謝の言葉や態度、そして報酬という形でしっかりと還元し、労うことを第一にしています。

● タスクを細分化し、短期間で進めること
私たちのチームでは「3日に1回」のペースで会議を行っています。タスクを具体的に細かく設定し、「今日はこのUIを作ろう」と短いスパンでゴールを設けることで、先延ばしを防ぎ、着実にプロジェクトを前進させる感覚を持てるようにしています。

● 情報共有を徹底し、何でも言える環境を作ること
仕事をする中で「これは言うべきかな」と迷う瞬間があると思いますが、私たちのチームでは、疑問や意見を感じた瞬間に何でも素直に言い合える環境作りを大切にしています。そうしたオープンなコミュニケーションから、新しいアイデアや気づきが生まれるからです。


Q企業としての最終的な目標を教えてください。

まずは競合アプリを抑え、業界トップのシェアを獲得することです。オタク層や推し活を楽しむユーザーに、長く愛され続けるアプリに育てたいと考えています。 さらにその先の未来の可能性として、私たちが開発したオリジナルキャラクターのAIを、既存のスマートスピーカーや小型ロボットといったハードウェアと融合させたいという目標があります。 単なるチャットAIではなく、ユーザーの生活に深く溶け込み、性格や関係性を持った「頼もしいパートナー」として、日常を支える存在へと進化させていくのが今後の夢です。


Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。

現在「黎明」というプロジェクトを構想しています。これは、教育と社会支援を繋げるような活動です。 家庭環境などの事情で将来を諦めるのではなく、若者や子どもたちが自分の好きなこと、やりたいこと、夢を見つけ、それで人生を切り拓いていけるような環境を作りたいと考えています。 私自身、やりたいことだけに集中して生きてきました。必要な知識は、誰かに強制されるのではなく「自分がなりたいもの」に向かう過程で自ら努力して掴み取るべきだと思っています。ゆくゆくはNPO法人などを立ち上げ、農業やAI研究、情報発信などを通じて、学び・食・居場所を提供する新しいコミュニティを作っていきたいです。


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