エースオブカンパニー
THREEE株式会社
▼ITで未来を拓く、地方から世界へ
代表取締役社長安田 一輝
THREEE株式会社
SES
スタートアップコンサルティング
SaaS営業代行
スタートアップコンサルティング
SaaS営業代行


事業内容と事業の強みを教えてください。
メイン事業は、システムエンジニアリングサービス(SES)です。その他にも、スタートアップコンサルティング、助成金申請支援、そしてSaaSの営業代行といった事業も展開しています。
スタートアップ企業向けのコンサルティングや、ウェブサイト構築のサポートなども、事業の軸の一つとして考えていただければと思います。

起業までの経緯を教えてください。
正直にお話ししますと、学生の頃、具体的には大学生の頃から起業には興味がありました。卒業する頃には起業を決めていましたね。何か特定の「思い」があったというよりは、経営者という働き方、自分の生活や性格に合っていると感じたのが最初のきっかけです。その上で、現在の事業に繋がる「思い」が後からついてきました。私自身、ずっとバスケットボールをやってきて、将来もバスケットボールで生きていく予定でした。しかし、怪我が原因で断念せざるを得なくなりました。その時の経験から、アスリートのセカンドキャリア支援に軸足を置いたビジネスを展開したいと考えるようになりました。
私自身、体育大学を卒業してからエンジニアになるという、少し変わったキャリアを歩んでいます。この経験を通じて、体育会系出身者でもエンジニアになれることに気づきましたし、ここにビジネスチャンスがあるのではないかと感じました。スポーツ人材をIT人材へと転換させるようなビジネスを展開し、怪我による挫折からセカンドキャリア支援へ、そしてそこに勝ち筋がありそうなビジネスモデルを見出した、というのが経緯になります。
仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
関わってくださる方々、例えば社員や協業先のパートナー企業の方々に、「この会社(あるいは安田)と付き合って良かったな」と思っていただけるような、期待を超える価値を提供することを常に意識しています。社員に対しても、給与面はもちろん、プロジェクトのアサインやキャリア相談などを通じて、彼らの市場価値を少しでも高められるように心がけています。「感動の循環」とでも言いましょうか。誰かに感動を与えられたら、その人がまた別の人に感動を与える。そういった良い循環を生み出せるよう、少なくとも私自身は常に「ギバー(与える人)」であり続けたいと思っています。


企業理念の決め手を教えてください。
企業理念は、実は後からできました。それよりもVALUEの方を重視していましたね。VALUEに関しては、まず「個性を活かしたい」という思いが強くありました。私自身も個性が強い方だと自覚していますし、社員にも個性を活かしてほしい、そして自由な会社でありたいという気持ちが根底にあります。
また、私たちは20代中心の若いスタートアップなので、「失敗はほとんどない」と考えています。何か失敗しても、それを恐れずにどんどん前向きにチャレンジしていこう、というスタンスでVALUEを決めました。

今までで一番辛かったことを教えてください。
現状のTHREEE株式会社を起業してからは、正直あまりないんです。というのも、同じビジネスモデルで会社を立ち上げるのはこれで4社目なので、ある程度勝手が分かっており、人も集まりやすく、比較的スムーズにマネタイズできました。辛かった経験で言えば、1社目のスタートアップに関わっていた時ですね。会社がかなり傾いている状態から立て直しを図ったのですが、その際は、私自身がプロジェクトに入って自分の給料を稼ぎつつ、会社に戻ってからは自社の業務や体制づくり、採用活動などを行っていました。1日の睡眠時間が2時間あるかないか、という生活が1年ほど続きました。土日もほとんど働いていましたし、採用面接も平日夜や土日に集中的に行っていました。給与形態を作るのも大変でしたね。楽しかったですが、苦労といえばその時期が一番の苦労だったかもしれません。
最終的な目標を教えてください。
福岡県のDX(デジタルトランスフォーメーション)を全て手掛けたい、というのが大きな目標です。特に、建設・建築業界に関しては、コンサルティングからシステム導入まで一気通貫で支援したいと考えています。
今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
個人としては、まず海外の方々と一緒に仕事をしてみたいという強い思いがあります。それから、これは個人的な夢でもあるのですが、これまでお世話になった友人や家族と、いつか対等な立場で一緒に事業を手がけてみたいです。
そして何より、多くの人々の生活に良い影響を与えるような、時代を創る革新的なサービスをこの手で生み出してみたいですね。
