忍術マインド伝授家

エースオブカンパニー

忍術マインド伝授家

忍術を通して社会を
生き抜く自信をつける
代表山下 大志
忍術マインド伝授家
忍者ブリージング印
忍術療育士

事業内容と事業の強みを教えてください。
主に2つの事業を行っています。
一つは、忍者が実際に使っていた道具や手を使った印(いん)を用いて、体と心を整える「忍者ブリージング印」です。
もう一つは、障害のある子どもたちを対象に、忍者修行を通して成長を促す「忍術療育師」という教室です。

起業までの経緯を教えてください。
国のプロジェクト「クールジャパン」をきっかけに、日本の修行を学べるプログラム「忍道」に通い始めたことです。そこで学んだ忍者の知識を社会に役立てたいという思いが募り、たまたま療育の分野と忍者の内容がリンクするところが多かったため、2022年2月22日の「忍者の日」に起業しました。元々、街づくりや社会貢献に興味があった中で、自分が実践している忍者のスキルが観光ではない形で活かせるという思いが重なり、事業を開始しました。

仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
福祉の経験から、相手の話をよく聞いてニーズに応えることを大切にしています。インストラクターとして教える立場ではありますが、最終的には相手自身に感じてもらい、導くことを重視しています。療育では、子どもたち自身が楽しみながら課題を見つけ、それを乗り越えていけるようなプロセスを大切にし、サービス利用者が主役となるような関わり方を心がけています。

企業としての最終的な目標を教えてください。
日本の文化である「忍道」や「和」の精神を未来に継承していくことです。具体的には、忍術療育師の認知度を高め、全国で活動する忍術療育師を増やすことで、子どもたちの成長支援の場を広げていきたいと考えています。特に兵庫県内では、約700箇所ある放課後等デイサービスやフリースクールと連携し、そこを入り口として事業を拡大していくことを目指しています。

今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
個人的な目標としては、「忍道」の師範を目指して修行を続けることです。現在は初段ですが、四段まで行くと師範になれると言われているので、そこを目標に日々のトレーニングに励んでいます。忍者の試験では、水中で息を止めたり、火を起こしたり、斜面を縄だけで降りたりと、様々な修行をこなしています。