エースオブカンパニー
株式会社 W Station
▼人と未来を繋ぐ駅
代表取締役山岡 裕也
株式会社 W Station
カフェ&バー
宿泊施設
キャスティング事業
宿泊施設
キャスティング事業
事業内容を教えてください。
W stationでは人と未来を繋ぐと駅いうコンセプトで、アメリカのニューヨークの駅のようなイメージで様々なサービスが一つのビルの中に複合施設として入っています。1階は昼間ならカフェ、夜ならバー、2階はシェアオフィス、3、4階は宿泊、そして屋上ではバーベキューやサウナが出来ます。弊社の提供しているサービスからきっかけが生まれて、そして人と未来が繋がるという駅をコンセプトに事業を行っています。
キャスティング事業では、ホームページやブランドの撮影に外国人をキャスティングするといったモデル事務所のようなことをしています。他にも、映画撮影で海外ロケの予定がコロナの影響により日本でしか撮影できないってなった時に、海外の雰囲気を演出するための外国人キャストが300名程必要だという連絡が弊社に来て、そのコミュニティに映画出演しませんか?というような募集を行いました。
“人と未来を繋ぐ駅”という企業理念のきっかけは何ですか。
海外で様々な人や場所、サービスなどに出会って、こういった事業をするという未来へと変わっていった経験から、次は自分自身がそういった人や場所になりたいという思い
で”人と未来を繋ぐ駅”というコンセプトを付けました。ニューヨークのグランドセントラルに行った時に、みんながとても大きい駅の中で次の出発点へ行こうとしているようなイメージの顔に衝撃を受けたので、自分たちでもそういったサービスをしていく中で、”なにかのきっかけがつかめる、なにかに挑戦してみよう、明日頑張ってみようかな”といったその人の未来が少しでも変われば良いなという思いのコンセプトです。
事業の強みを教えてください。
様々なサービスが1つの施設内で完結しているので、1つのサービスを利用していただければ、そこから出会いや人との繋がり、きっかけが生まれる思い出の場所だということです。
実際に昼間にカフェを利用していただいたお客様が夜のバーにも足を運んでくださって、国籍関係なくお客様同士でも仲良くなれるくらいアットホームな雰囲気で将来の点と点を繋ぐという役割を果たしていることも強みの1つです。
将来的な海外展開を見据えて、外国人のモデル事業から従業員を雇用して一緒に働くことで国籍関係なく、どのような人が来ても同じサービスを提供できるように人材の育成も行っています。
仕事を行う上で大切にしていることを教えてください。
2つあります。
1つ目がみんなの才能を引き出すことです。例えば夜のバーのバーテンダーとしてカクテル作ったとしても、僕が一番下手ですし、カフェのランチを作ったとしても劣っていると思います。みんなにはそれぞれ個性や才能が
あるので、それをどれだけ引き出せるかが勝負で、そのために社員全員にただ寄り添うだけではなく、ダメな部分は叱るといったマネジメントの部分を重視しています。
2つ目が決断です。毎日何かを決断しなければならない中で、なにか起きたときにその決断を一歩間違えると悪い方向へ進んでしまうので、決断を重視してちゃんとした道へ連れて行くという思いで日々、決断しています。企業した経緯は何ですか。
悩みをビジネスにするというところがスタートです。元々は甲子園を目指して野球をしていて、試合に一切出ないキャプテンとしてちょっと有名になったのですが、あと一歩の所で甲子園に出場することはできなかったので、次のステップアップとして普通に就職するよりも海外に行きたいなって考えるようになりました。1年半くらいお金を貯めて留学に行った際に、今みたいに留学会社の選択肢が多くあるという状況ではなかったので、とりあえず1つの留学会社に全て任せたのですが、正直あまり良いエージェントではありませんでした。現地では、僕のような悩みを抱えた人が溢れ返っていて、そこで留学したいという夢を抱いた子達が同じ悩みを抱えないように、その間に入る仕事をしたいと考えて、22歳の時に帰国後に2年くらい建築の施工管理職として独立資金を貯めながら社会経験を積むために働いてから、24歳の時に留学会社をスタートしました。
正直、最初は見向きもされなかったです。そんな時に英会話教室を始めようと考えて、僕自身、英語も話せるので、外国人に話しかけて、僕の所で英会話の先生になってくれませんかって言ったら、怒られました。今、英会話講師という職業が外国人からしたら嫌な仕事ですよって言われてしまいました。そこで、じゃあ何がしたいの?と聞くと、4ヶ国語話せるから通訳の仕事がしていた、ニューヨークでミュージシャンをしていた、海外でモデルとして活動していた等、今までの経験を活かして同じような仕事に就きたいけど、どうしたらいいのかわからないという悩みを聞いて、始めたのがもう1つの事業のキャスティング会社です。
このキャスティング会社がきっかけで、外国人とのコミュニティが広がりました。登録無料ということもあって、外国人の方から沢山のお問い合わせを頂きました。そのおかげで 国際交流パーティーなどの開催ができるようになったことで、逆に日本人の方も増えてきて、留学会社もしている兼ね合いで多くの留学生に参加してもらえることになりました。そういった中で、みんなのコミュニティの場所としてご飯を食べたり、宿泊出来たり、というような施設が必要だと考えてオープンしたのが、W stationです。
今後チャレンジしたいことは何ですか?
店舗の全国展開や、海外進出です。その結果、僕としては、人の幸せ瞬間に携われるような仕事をしていきたいです。飲食もそうですし、映像も同じで、人の輝いているところを撮影しますし、輝いているところを見せるためにキャスティングしています。そういった瞬間に携わる仕事のプロフェッショナルとして認められたいです。そして僕らのサービスでどれだけ世の中を助けられるんだろうなといった社会貢献性も意識しています。