One Step Beyond株式会社
▼一歩ずつ。
プロジェクト型経営改善支援


平たく言うと経営コンサルタントです。私は中小企業診断士という国家資格を持っていまして、中小企業に特化した経営支援を行っています。
ただ、私たちの特徴は、単なる国内の経営課題解決に留まらない点です。現在メインとしているのは、海外関係のビジネス支援ですね。具体的には、日本の企業の海外販路拡大と、逆に海外企業が日本へ進出するためのサポートです。
一般的なコンサルファームが大企業の「戦略作り」を担うのに対し、私たちは中小企業の「実務的なお手伝い」に徹します。戦略立案はもちろんですが、「そもそも戦略なんて考えていない」というフェーズから社長と直接向き合い、時には補助金申請のサポートなども含めて、多角的に支援しています。

サラリーマンはしっかり25年間やりました。最初の18年間は旭化成などの日本の大手メーカー、その後の7年間は外資系企業で部長職まで経験しました。
ただ、30代で英語をやり直し、中小企業診断士の資格を取った頃から、漠然と「定年までサラリーマンではない道」に憧れはあったんです。大企業にいると、安定している一方で「独立して社長をやる」というイメージがなかなか湧きません。
最終的な直接のきっかけは、ポジティブなものではなく、外資系での仕事を通じて「組織に不要な側」になってしまったことでした。その時に、「もうこの際だ、サラリーマンをやめて自分で頑張ってみよう」と。漠然とした憧れがあったからこそ、ネガティブなきっかけでも一歩踏み出すことができた、という感じですね。
約束や納期を守るといった基本的なことは当然として、私が特に大切にしているのは、「未経験のことや新しい領域にどんどん飛び込んでいく」ことです。そこにこそ、自分の価値があると思っています。
海外ビジネスはその典型です。今まで付き合ったことがない国の人と連絡を取り、ビジネスをしていくというのは、やはり怖さや不安が伴います。しかし、そこへ飛び込む勇気を持つこと。そして、その上で日本でやるのと同じように誠実に、コミュニケーションを重ね、信頼関係を築くことが成功の道だと信じています。
特に海外では、オンラインで話ができても、実際に足を運んで会うことでしか信頼関係は築けません。時間とコストをかけて現地に行き、相手に誠意を見せる。そして、期待通りに行かないことがあっても「まあ、そんなもんだ」と人を恨まず、着実に積み重ねていく姿勢が不可欠です。

しょっちゅう、しょっちゅう辛いことはあります(笑)。
やっぱり、独立すると全てのリスクを自分で負わなければならないんですよね。誰かが給料を払ってくれるわけではなく、自分で稼ぐ必要があり、そのためのサービスも自分で考え、競合に対して選ばれる理由も自分で作り上げていかなければなりません。
その中で最も辛いのは、純粋に「お金が厳しい時」です。経営が苦しい時はしょっちゅうありました。ただし、入ってくるのも出ていくのも全て自分が責任を持ってやっているので、そこには「自分で作っていける面白さ」と「可能性の限定されない自由」があります。辛くても、だからこそやっているんだと思いますね。

私たちの会社は、普段は一人で動いている小さな会社ですが、発想は大きく持ちたいと思っています。目標は、「日本で今までなかったコンセプトを作って普及させる」ことです。
今注力しているのは、インドと日本の経済関係に新たな展開をもたらすことです。かつて日本の製造業が世界に馬鹿にされながらも品質を高めて信頼を得たように、中国が世界の工場になったように、今、インドが急速に成長し、日本の技術や製造ノウハウを求めています。
しかし、日本企業にはまだ「インドで物作りをするのは大丈夫か?」という心理的な壁があります。私たちは、「調達先をインドに変えていく」という新しいコンセプトを作り、インドの製造業(Make in India)を日本企業に知ってもらい、新たなサプライチェーンを構築したいと考えています。

プライベートでは、楽器ですね。今は中断していますが、ジャズが好きでサックスを上達させたいという思いがあります。温泉付きのセカンドハウスを持って、そこで楽器の練習に没頭できたら最高ですね(笑)。
ただ、仕事と同時にできる挑戦としては、海外の色々な国に行き、多くの国の人と知り合い、友達になることです。
どこへ行ってもその国が好きになるタイプなので、これからも現地に飛び込み、その文化や人々と触れ合うことで、自分自身の視野を広げていきたいと思っています。
「本気で世界に出て、成長を加速させたい」というマインドを持った企業様と繋がりたいです。
特に以下の分野で勝負できる日本企業です。
◆世界最高峰のスピード感を求めるテック系企業
現在アメリカのシリコンバレーにいるパートナーからも強く求められています。シリコンバレーではリスクを取ってでも突き進むスピード感があります。その場所で、日本が誇る高い技術をぶつけたいと考えています。
・対象分野: 高度な技術を持つ製造業(ロボット、精密機械など)、環境・エネルギー(AI関連ソリューションを含む)、バイオテック・ヘルスケア、デジタル&ソフトウェア、FinTechなど。
・企業の特性: 売上7.5億円(500万ドル)以上の中堅・中小企業が理想です。成長期にあるにもかかわらず、資金やリソースの制約、またはノウハウ不足で伸び悩んでいる。しかし、本当にアメリカ本土進出を目指しているという企業様は大歓迎です。
◆急成長中のアジア市場で勝機を見出す企業
また、私自身が足を運び、繋がりが深い以下の国々のマーケットに興味がある企業様とも、ぜひお話ししたいです。
インド、インドネシア、スリランカなど、高いポテンシャルを持つアジア市場への進出に強い関心をお持ちの企業様。
そして何より、海外ビジネスへの「次なる一歩」を模索している企業様全般です。海外進出は怖いと感じるかもしれませんが、その最初の一歩を共に踏み出すことが、未来を大きく変えます。
「日本発の技術と情熱を世界に届けたい」という熱い志をお持ちでしたら、ぜひ一度ご連絡をいただけると嬉しいですね。


