ZOOST株式会社

エースオブカンパニー

ZOOST株式会社

「今」を変え未来へつなぐ
事業部長眞鍋 馨
ZOOST株式会社
Web広告の運用代行
クリエイティブの制作
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事業内容と事業の強みを教えてください。

当社の事業は主に2つの柱で展開しています。
①Web広告の運用代行:リスティング広告、Meta広告、LINEなどのSNS広告、YouTube広告など、あらゆるデジタル広告の運用を企業様に代わって行います。
②クリエイティブの制作:ランディングページ(LP)やメディアサイトの構築、記事の制作など、成果につながるクリエイティブを手掛けています。
この2つの事業を内製化していることが、当社の最大の強みです。
広告運用とLPは車の両輪であり、密接に連動しています。それぞれがバラバラの会社で動いていると、LPに問題があるのか、運用に問題があるのかの切り分けが難しくなり、PDCAサイクルが遅くなります。当社では両方を内製化することで、高速でPDCAを回し、特に予算が限られた中小企業のお客様に対して、効率よく広告効果を出すことを重視しています。
また、最近はAIを活用したAIOにちゃんと引用されるメディアサイト制作といった、最先端のデジタルマーケティングにも注力しており、メガベンチャーやエンタープライズ企業からの問い合わせも増えています。この内製化によるスピードと、AIOなどの最先端技術への対応力が、当社の大きな差別化ポイントですね。


入社したきっかけを教えてください。

きっかけは、当社の株主であるJAFCOさんからお声がけいただいたことです。
デジタルマーケティング業界は歴史が長く、仕組みや組織体制に改善の余地がある部分が多いと感じていました。そこで、これまでSaaS業界で培ってきた最新の営業プロセスや組織マネジメントの経験を活かし、通常の成長曲線ではない、もっと急な成長カーブを描ける組織に変えていけるのではないかと考えたのです。
また、入社の決め手の一つとして、現在の社長とのフィーリングがありました。JAFCOさんから引き合わせていただき、コミュニケーションを重ねる中で、この人となら一緒にチャレンジできるという確信を持てたことも大きいです。


仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。

大切にしているのは、主にこの3点です。
①コミットメント:設定した目標に対して、確実にリーチするための方法論、組織、オペレーションをしっかりと作り上げ、数字にコミットすることです。
②スピード:そのコミットメントをいかに早く実現できるか。課題解決の速度は、そのまま企業の成長速度に直結します。
③楽しくやる:これが非常に重要です。殺伐とした環境では、協力や連携が生まれません。
特に、組織をマネジメントする立場として強く意識しているのが、楽しくやるから生まれる協力と連携です。
現代のビジネス、特にSaaSや私たちのデジタルマーケティングのように部門が多岐にわたる事業では、一つの部門だけで解決できる課題はどんどん減っています。目標達成には課題解決が必須であり、その課題解決のためには、他部門との協力や連携が欠かせません。
日々の業務でオープンマインドで明るく接し、積極的にコミュニケーションをとることで、いざという時に助け合える関係性が築けます。だからこそ、私は明るく、周りとコミュニケーションを取れる人を採用活動においても重要度の高いポイントとしています。


今までで一番辛かったことを教えてください。

辛かったことは数多くあるのですが、結構忘れてしまうタイプで(笑)。ただ、特に印象深いのは、約15年前に日本立ち上げに関わったグルーポンでの経験です。
当時、私が担当していた関西エリアでは、月次で予算が3倍、3倍、3倍と、恐ろしいスピードで上がっていきました。組織の成長がその予算の伸びに追いつかず、目標達成が非常に困難でした。
これは無理筋だという感覚はありましたが、諦めずにどうすれば達成できるかという方向性を考え続けました。
一般的な町場の店舗向けでは予算達成は難しいと判断し、戦略を大きく転換しました。当時担当していた兵庫県エリアの特性に着目し、温泉地や観光地のホテル・旅館といった、比較的大きく、そしてエリアの魅力を活かせるカテゴリーに特化したのです。
この戦略が功を奏し、チームは全社トップの数字を叩き出すことができました。その結果、私も昇格を果たし、大きな成果に繋がりました。
無理筋な数字だったからこそ、知恵が回ったのかもしれません。一般的なやり方では通用しないと割り切り、逆境を乗り越えるために戦略と戦術を考え続け、それをいかに早く実行するかを徹底したことが、この困難を乗り越える鍵でしたね。


今後会社としてチャレンジしたいことを教えてください。

最も注力したいのは、営業部門の責任者として、自動的に案件の商談が入ってくる仕組みを確立することです。
当社のグループ全体として、元々営業機能が弱いという背景があり、私が参画した経緯があります。商談から案件獲得までのスキルは一定整いつつありますが、商談を獲得するためのプロセスがまだまだ自動化できていません。
様々な流入経路を駆使して、今の何倍もの商談を自動で獲得できるスキームを構築することが、会社を次のステージへ引き上げるための私のミッションだと考えています。この仕組みを完成させ、会社をしっかりと成長カーブに乗せていきたいと思っています。


今後個人としてチャレンジしたいことを教えてください。

これまでのキャリアでは、事業部長や本部長として事業の統括を担ってきましたが、今後はさらに一歩進んで取締役や経営メンバーとして、会社全体を牽引していくポジションを目指したいと思っています。