株式会社REVE

エースオブカンパニー

株式会社REVE

美容革命
代表取締役星越 雅人
株式会社REVE
脱毛サロン
眉毛サロン
エステサロン
ホワイトニング

事業内容と事業の強みを教えてください。

元々はメンズ専門の脱毛サロンとしてスタートし、今年で5年目になります。
立ち上げ当初は脱毛専門でしたが、「もっとより男子を綺麗にしたい」という想いが強くなり、事業を拡大してきました。まず、同じ施設内に眉毛サロンを併設しました。さらに、今年に入ってからはエステも新たに導入しています。
それだけではありません。現在、施設内には合計で6つの施術ブースがあるのですが、空いているブースを別業態のホワイトニングサロンに「間借り(まがり)」という形で貸し出しています。
結果として、脱毛、眉毛、エステ、そしてホワイトニングと、6つのブースそれぞれで異なるメニューを提供できる体制が整いました。お客様がここに来れば、美容に関する様々な悩みを解決できるような、トータル的なサポートが可能になっているのが現在の事業内容です。


起業までの経緯を教えてください。

起業のきっかけは、私の過去の体験にあります。実は、17歳まで人間関係が全くうまくいかなかったんです。当時は今より20~30kg太っていましたし、自分でも本当に「陰キャ」だったと思います。
17歳の時、「モテたい」「今の人間関係を変えたい」と強く思い、衝動的に東京まで髪を切りに行きました。その体験がきっかけで人生が変わり、「自分が変わることによって、周りの対応も全部変わるんだ」ということを実感しました。
そこから自信がつき、この経験を世の中の人に伝えたいと思いました。 僕は顔の整形なども含めて総額500万円くらい自己投資をしてきたのですが、その実績を逆算し、「世の中の男性が綺麗になるためには何から始めるべきか」を考えた結果、脱毛からスタートしようと決めました。
僕自身、美容院に行った次に始めたのが脱毛でした。20歳の頃です。 当時はメンズ脱毛なんて誰も行っておらず、「オカマみたいだ」「変なやつだ」と言われるような時代でした。ネットにも情報がほとんどなく、広告もない。だから自分で足を運んでリサーチし、4箇所ほどのサロンを回りました。効果を確かめるために、結局脱毛だけでも100万円くらいは使いましたね。


企業理念の決め手を教えてください。

私たちのビジョンは**「美容革命」**です。世の中の美容を、根本から改革したいと本気で思っています。
今の美容業界は、イメージマーケティングが先行しすぎていて、本質的に微妙なものでも売れてしまう世界だと感じています。本来の美容は、本当にお客様に良くなってほしいという想いで提供されるべきです。
しかし、世の中の美容サービスの多くは、西洋医学的な「対処療法」に過ぎません。風邪をひいたら風邪薬を渡すように、その場は治っても、また同じことを繰り返してしまう。
私たちが目指すのは、東洋医学的なアプローチです。つまり、根本的に体質を改善し、お客様が「自分で綺麗になれる体」、いわば自然治癒力を高めるサポートをすることです。「ニキビができたから治しに行く」のではなく、「ニキビができない体にする」こと。それが私たちが定義する「本当にいい美容」です。
お客様に本当に良いものだけを提供して心から喜んでいただきたい。その一心で「美容革命」というビジョンを掲げています。


今までで一番辛かったことを教えてください。

スタートする前に、コンサル詐欺や投資詐欺に遭ってしまい、事業を始める前からいきなり500万円ほどの借金を背負ってしまったんです。 前職も辞めていたので収入はゼロ。家も服も失い、文字通り無一文の状態になりました。
そんな時、たまたま出会った知り合いが私を拾ってくれまして(笑)、その方の家に2年ほど居候させてもらうことになりました。 そこから1年間で500万円を返済するために、必死で働きました。もちろん、脱毛の営業です。
当時はご飯を食べるお金もなかったので、自分で飲み会を主催して自分の参加費をタダにしてもらい、そこでご飯を食べる、といった工夫をしていました。食費は1ヶ月8,000円ほどに抑えていましたね。 毎日、スタバで一番安い300円のコーヒーを1杯買って、それを一日かけてちまちま飲みながら、同じ席で1日に10人くらいのアポをこなす、という生活を送っていました。
お金がなかったので、最初の店舗を出した時も、自分でペンキを塗ったり、壁紙や床を剥がして貼り直したりしました。 壁と床の境目にある「幅木(はばき)」という部材の名前すら知らなかったのに、自分で貼っていましたから(笑)。本当に泥臭いことばかりしていましたね。