キャリアの自由を切り拓く
個人向けの営業スクール「Sales Alive」の運営

Q事業内容を教えてください。
現在は、法人向けの営業支援コンサルティングと、個人向けの営業スクール「Sales Alive」を運営しています。特にB2B領域では、単なる代行ではなく、上流の戦略設計からメンバー育成まで深く入り込むのが特徴です。実際、受注率が8%だった営業担当者が、私の支援開始からわずか数ヶ月で50%近くまで向上した事例もあります。
私の最大の強みは、これまでのキャリアを通じて培った「会社の看板や商品力に頼らずに売る仕組み」を持っていることです。有名な企業の営業メソッドではなく、どんな環境でも通用するクリティカルな「持論」として体系化しているので、それを組織にインストールすることで劇的な成果を生み出しています。 このB2B事業で盤石な収益基盤を作りつつ、そのリソースをB2Cのコミュニティ運営やスクール事業に投資し、ゆくゆくは教育から人材紹介までを一気通貫で支援するエコシステムを作りたいと考えています。
Q起業までの経緯を教えてください。
きっかけは前職での経営方針の転換でした。情熱を注いでいた事業からピボットが決まり、梯子を外されたような感覚に陥った時、「なぜ自分はこの船に乗っているのか」と初めて立ち止まって考えたんです。
そこで気づいたのは、私自身の根源的な欲求でした。私は極度の「寂しがり屋」であり、同時に、心から尊敬できる相手としか深く関われない性格でもあります。会社員という枠組みの中では、どうしても形式的なルールや人間関係に縛られてしまう。ならば、自分が心から信頼できる仲間とだけ熱狂できる環境を自分で作るしかない。 自分のアイデンティティを確立し、人生において意義のある時間を増やすためには、独立こそが唯一の解だと確信しました。
Q今までで一番辛かったことを教えてください。
ある部下のマネジメントで痛烈な失敗をしました。 部下は気が弱いタイプでしたが、私は「部下を引き上げたい」「チームで達成したい」という一心で、ミーティングを重ねて必死に向き合いました。しかし結果として、部下は退職してしまったんです。しかも後になって「雑賀さんのことが嫌で辞めたらしいよ」と聞かされました。
当時の私は「良かれと思って」やっていましたが、結局は「成果を出させたい」「尊敬されたい」という自分のエゴを押し付けていただけだったんです。コミュニケーションの矢印が相手ではなく自分に向いていた。このショックな経験が、現在の「人の感情や心理的背景を深く理解し、尊重する」というスタンスへと繋がっています。
Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
「人を信じ抜くこと」です。営業の現場では、商談の冒頭で「この人は契約にならないな」と直感することがあります。経済合理性だけで見れば、そこで手を抜くのが正解かもしれません。でも、私はそこで相手を疑ったり切り捨てたりすることは絶対にしません。
目の前の人の人間的な魅力やエネルギーを信じて誠実に向き合えば、巡り巡って必ずポジティブな結果に繋がります。逆に、相手を疑ってしまうということは、「自分にはこの人を動かす力がない」と、自分自身の可能性を疑っているのと同じことだと思うんです。だからこそ、どんな相手に対しても「嘘をつかず、妥協せず、信じ抜く」。これが私の仕事の流儀です。
Q企業としての最終的な目標を教えてください。
「対人支援能力の変革によって、誰もがキャリア選択の自由を持てる社会」を目指しています。 AIが台頭するこれからの時代、最後まで価値が残るのは「人の心に寄り添う力」、つまり営業力です。この力を底上げすることで、経済的にも精神的にも余裕のある大人を増やしたいです。
営業力を高めることは、自分の人生をコントロールする力を得ることと同義です。子供たちが生きる未来のために、自分の人生に納得し、子供を心から愛せる大人を一人でも多く増やしていくことが、私たちの最終的な目標です。
Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
「かつての私のような、孤独やコンプレックスを抱えた若者を救うこと」です。実は私、中学・高校時代の6年間は、学校で誰とも口を利かないような人間でした。誰にも興味を持たれていないと思い込み、殻に閉じこもっていたんです。だからこそ、自分に自信が持てない人の痛みは痛いほど分かります。
そんな彼らにこそ、「営業」という武器を渡したい。「話すのが苦手でも、ルックスに自信がなくても、自分を信じて正しい技術を磨けば、人は変われる」。 営業を通じて自分自身を肯定できるようになり、人生を自らの手で切り拓いていける。そんな若者を輩出し続けることが、過去の自分に対する一番の恩返しであり、私の個人的なミッションです。

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