株式会社YScompany

人と業界の可能性を広げ続ける
代表取締役齊藤 由香里
株式会社YScompany
芸能プロダクションの運営
タレントのキャスティング事業
CMなどの映像制作事業
新人タレントの育成・教育
地域創生に関わる企画・イベント運営

Q事業内容を教えてください。

弊社は、芸能プロダクションの運営を軸に、キャスティング、そしてCMなどの映像制作までを幅広く手がけております。
最大の強みは、自社タレントの育成にとどまらず、案件に応じた最適なキャスティングから制作・納品までを「一気通貫」で行える点です。
制作スタッフも自社に揃えており、CM制作などのクリエイティブな要望に柔軟かつ迅速に対応できる体制を整えています。

また、新人タレントの教育には特に力を入れています。芸能界という特殊な業界において、挨拶や立ち振る舞いといった基本は非常に重要です。
弊社ではこれらをマニュアル化し、どの現場に出ても通用する「業界のプロフェッショナル」としての基礎を徹底して研修しています。


Q起業までの経緯を教えてください。

実は、もともと「起業しよう」という強い野心があったわけではないんです(笑)。私自身、20年ほど前までは表に立つ「出役」として活動していました。
次第に裏方の仕事に興味を持ち始めた頃、一人の女の子から「私を売ってほしい」と声をかけられたのが全ての始まりでした。

最初は彼女と二人三脚、タレント1人の個人事務所のような形でスタートしましたが、気づけば10年が経過し、所属タレントは100名を超え、事業もキャスティングや制作へと拡大していました。
情熱を持って飛び込んだというよりは、目の前の方の期待に応え続けてきた「成り行き」の結果が今に繋がっています。


Q今までで一番辛かったことを教えてください。

やはりコロナ禍が最大の試練でした。2020年4月の緊急事態宣言時には、1ヶ月間の仕事が文字通り「ゼロ」になりました。
娯楽やメディアがいかに真っ先に影響を受ける業界であるかを痛感し、当時は大きな不安と虚無感に襲われました。

特に辛かったのは、将来有望な「原石」とも言えるタレントたちが、不安から業界を去り、故郷へ帰っていく姿を見送ることでした。
しかし、この危機があったからこそ、「待っていても仕事は来ない」と一念発起し、自ら仕事を作り出す「キャスティング事業」や「制作事業」を本格化させるきっかけとなりました。


Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。

タレントを「駒」としてではなく、対等な「パートナー」として扱うことです。
私自身が出役だった頃、業界の不透明なお金の流れや、現場での人間性を軽視した扱いに違和感を覚えることがありました。
だからこそ、自分の会社ではそれらをすべてクリアにしたいと考えています。

ギャラの設定についても透明性を持ち、事務所がタレントを守る「盾」となって、お互いに信頼し合える関係性を築く。
本音で対話できる環境を作ることが、良いパフォーマンスを生むと信じています。


Q現在の企業課題/事業課題について教えてください。

コロナ禍を経て、業界の構造そのものが大きく変わったと感じています。
以前は当たり前にあった多くの仕事や予算が、効率化や「最低人数での運営」が定着したことで減少しました。
ただ待っているだけでは仕事が来ない時代になった、というのが今の業界全体の課題です。

弊社としても、既存の枠組みの中で仕事を「奪い合う」のではなく、いかにして新しい市場や役割を「創り出せるか」が最大のテーマです。
これまでは「選ばれる側」だったプロダクションが、これからは自ら案件を生み出す「仕掛け人」としてのフェーズに移行していく必要があると考えています。


Q企業としての最終的な目標を教えてください。

「自社のためだけでなく、人のため、世のためになる企業」でありたいと考えています。
その具体的な一環として、現在は一般社団法人を設立し、プロダクションの力を活かした「地域創生」に注力しています。

地方には素晴らしい魅力がありますが、PRや盛り上げに課題を抱えている自治体さんも多いです。
そこに弊社のタレントがMCや演者として関わり、都市部の子供たちに向けた農業体験や食育イベントを共に企画することで、新たな活気を生み出したい。

「芸能活動=東京」という固定観念を崩し、地元に根付いて活動できる場を全国に広げていく。
最終的には、関わるすべての人から感謝される企業、そして人から愛され、必要とされるタレントを一人でも多く輩出していくことが私たちの目指すゴールです。


Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。

実は最近、出産したばかりでして、現在は「1から子育てを楽しむこと」が目標です。
上の子が小学校2年生で、8歳離れた兄妹になるのですが、1人目の時とは違い、今は上の子と大人に近い会話ができるのがとても心強いです。
仕事と育児を両立しながら、家族とのコミュニケーションも大切に、実りある一年にしたいですね。


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