組織改善
防衛産業への参入支援

Q事業内容を教えてください。
現在は主に2つの軸で事業を展開しています。1つは、「人財育成と組織改善」のサービスです。日本における「リーダーになりたくない」という若者が増えている現状をとても憂いており、リーダーになりたくなる研修や仕組みづくり、講演などを行っています。私の一つの技術的な経験を生かした、危機管理やサイバーセキュリティに関する支援サービス、教育研修や講演も、銀行様や中小企業様からご依頼いただいています。もう1つは、「防衛産業への参入支援」です。私は元航空自衛官であり、防衛省で防衛力整備に携わっていた経験があります。近年、防衛予算が大幅に拡充され、新たにこの分野へ参入したいスタートアップや、以前関わっていた企業が戻ってくる動きが活発化しています。私の元には「自社の技術が防衛にどう役立つか」「防衛省のどの部門に相談したら良いか」といった相談が自然と集まるようになり、その橋渡しをさせていただいています。
Q起業までの経緯を教えてください。
もともとは戦闘機のパイロットを目指して防衛大学校に入りました。しかし、大学時代のアメフトによる怪我の影響で、操縦訓練中に首が回らなくなり、パイロットの道を断念せざるを得なくなったんです。その後は作戦システムの道に進み、現在使われている弾道ミサイル防衛システムの開発・導入などに従事しました。転機は2020年、大学生だった息子から「自衛官(公務員)は民間じゃ使えないよね」と生意気な(笑)一言を言われたことでした。当時の私の階級で定年は55歳、定年後に諸先輩がたと同じように、慣れ親しんだ自衛隊のシステムに関連する仕事に再就職するルートもありましたが、「だったらやってやろうじゃないか」と勢いで民間へ転職しました(笑)実際に、複数の民間企業で部門長を経験する中で感じたのは、人財育成やリーダーの責任感に対する意識の「弱さ」でした。そこで、日本の将来のため、未来ある若者を一人でも多く育て、より良い組織を増やしたいという想いが強くなり、副業という形から起業をスタートさせました。
Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
座右の銘は「義を見てせざるは勇なきなり」です。困っている人がいれば必ず助ける、ということを常に心がけています。また、私の名刺には「リーダーの心に炎を灯す」という弊社の理念を添えています。弊社では「新入社員以外は全員リーダー」と定義していて、2年目になれば後輩ができる。その後輩をどう育てるかを考える瞬間から、リーダーシップは始まっているからです。この想いの原点は、私が30代の頃に遡ります。幹部自衛官には、合格すればキャリアを大逆転できる、「指揮幕僚課程」の入校試験があります。人生で4回受験可能、1回で合格すれば、必ず上位約30%以内に入ることができます。私は後輩たちにどうしても1回で受かってほしくて、自分の職種以外の後輩も含めて一生懸命勉強を教えました。後輩たちが合格していく姿を見た時の喜びが、今の私の活動の源流になっています。「自分より優秀な人をたくさん作りたい」、それが私の願いです。
Q現在の企業課題/事業課題について教えてください。
一番の課題は「認知度」ですね。私の経歴や想いに共感してくれる方、あるいは「一度話を聞いてみたい」と思ってくださる方を増やしていきたいです。幸い、会社員としての仕事がありますので、収益を最優先にするのではなく、まずは私の経験を還元できる場所を広げていきたいと考えています。
Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
これまでは、仕事や子育てで妻には苦労をかけてきました。息子たちは社会人として独立し、別々に住んでいますので、今は妻と2人の時間を大切にしたいですね。趣味の旅行を増やして、これまでの恩返しをしていきたいです。

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