東京都内や近郊で交流会の開催

Q事業内容を教えてください。
1番注力しているのは、経営者向けのコミュニティ運営です。コンセプトは「自然の中で遊び、深く語る」こと。東京都内や近郊で、焚き火、サウナ、温泉といった体験を通じた交流会を行っています。
単なる名刺交換会ではなく、小人数から50人規模のイベントまで、自然というフィルターを通すことで驚くほど深く仲良くなれるのが特徴です。例えば恵比寿で開催する「代表取締役限定の焚き火会」では、従業員や家族にも話せないような、経営者ゆえの孤独や本音を分かち合える場を作っています。
Q起業までの経緯を教えてください。
起業したのは13年前ですが、その前はNTTドコモに勤務していました。当時は結婚したばかりで子供もいたため、安定を求めて正社員として働いていましたが、実はその2年間は「半うつ」に近い状態でした。週7日のうち5日は体調が悪いという日々が続いていたんです。
そんな時、地元である茨城の自然に触れて救われた原体験がありました。そして2014年8月、尊敬する起業家がフィリピンで行っていた「リトリートツアー」に出会い、衝撃を受けたんです。「これだ!」と直感し、貯金100万円を握りしめて会社を辞め、マンションも解約して、翌月にはフィリピンへ飛びました。そこで半年間の修行を経て帰国し、独立しました。
Q企業理念の決め手を教えてください。
「経営者を自然の中にお連れし、本質的な生き方を見つめ直すきっかけを作る」ことが私の使命であり理念です。
都会で忙しく働く経営者の方々は、どうしても「余白」がなくなってしまいがちです。利益を追うだけでなく、「本当の本当はどうしたいんだっけ?」という本質的な問いに向き合い、人生と経営を理想の形に近づけてほしい。そのきっかけの場でありたいと考えています。
Q今までで一番辛かったことを教えてください。
大学時代の就職活動ですね。私は当時、独立願望が強かったので、経営者の話を無料で聞ける「講演会」のような感覚で約300社もの企業を受けました。
その結果、倍率1500倍という難関のウェディング会社から内定をいただいたのですが、内定者研修で絶望を味わいました。内定者の他の18人が、学生起業家やスポーツの世界大会入賞者といった輝かしい経歴を持つ人ばかりだったんです。
田舎出身の私は猛烈な劣等感に襲われ、たった1日でメンタルを崩してしまいました。結局、逃げるように内定を辞退。当時は海に身を投げようかと思うほど落ち込みましたが、あの挫折があったからこそ、今の自分があるのだと感じています。
Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
「誰とやるか」を最も大切にしています。現在は20年来の親友と一緒に事業を行っていますが、お互いに自己犠牲がなく、それぞれが一番力を発揮できる「掛け算」の関係性を重視しています。
また、パートナーやお客さまと対等であることも大切です。違和感があれば本音で対話し、嫌なことは嫌だと言える。お互いに本音を真ん中に出し合える関係性こそが、良い仕事を生むと信じています。
Q企業としての最終的な目標を教えてください。
1人でも多くの都会の経営者を自然の中にお連れして、理想の人生と経営を実現する「きっかけ」を作ることです。
お酒の勢いを借りなくても、焚き火や温泉、サウナなどで深い話ができ、高め合える。そんな場を日本中に、そして世界中に広げていきたい。定量的な目標よりも、どれだけ多くの経営者の心を「ほぐす」ことができるかに挑戦し続けたいと思っています。
Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
コミュニティ名でもある「プレイアース(play EARTH)」のように、地球を見て周りたい。
私はこれまでフィリピンや沖縄の離島で暮らしてきましたが、大自然は本当に美しい。大切な仲間たちと世界中の大自然を巡り、その土地ごとに経営者が集まって遊んで、語って、高め合えるような企画を世界規模で展開していきたいと考えています。

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