広告代理店事業
物語で価値が伝わる漫画LP制作
IKIGAIインタビュー

Q事業内容を教えてください。
当社は、Web制作および広告代理店として事業を展開しています。その中でも最大の強みは、完全な属人性をもって「物語で価値が伝わる最高品質の漫画LP」を制作している点です。
私は「IKIGAIインタビュー」という独自のインタビュー手法を取り入れています。これは、小規模事業主や経営者の方々が自らもまだ気づいていない潜在的な価値を掘り起こし、お客様へと繋ぐ橋渡しをするためのものです。インタビューでは、現在の事業内容そのものよりも、そこに至るまでの「人生」を深くお聞きします。人々が本当に共感を寄せるのは、成功の形ではなく、そこに行くまでの挫折や葛藤、苦労困難といったストーリーだからです。
現在の価値観やIKIGAIが、過去の経験とどのように一本の線で繋がっているのかをストーリー構成に落とし込み、日本一のイラストレーターとタッグを組んで、圧倒的な差別化を図るクリエイティブとして具現化しています。
Q起業までの経緯を教えてください。
私は中学時代にボクシングと出会い、17歳でプロになりました。高校卒業後、大手鉄鋼会社で工場の作業員として夜勤を含む3交代制で働きながら、夢を追いかけていました。しかし、ある時期から「続けること自体が目標」になってしまい、重い不眠症や体調不良に悩まされる生活が3年ほど続いたのです。そんな折、コロナ禍が到来して強制的に試合が中止となり、立ち止まざるを得なくなりました。その休止期間中、初めて妻とゆっくりトランプをして過ごすような何気ない時間に深い幸せを感じ、ボクシングに区切りをつける決意ができました。
その後、27歳の時に営業代行の世界に飛び込みました。成果は出てお金も稼げましたが、「本当に人のためになっているのだろうか」という葛藤が常にありました。そんな時、オンライン英会話の講師から「あなたのIKIGAIは何ですか」と問われ、私は何も答えられなかったのです。
調べてみると、日本の「IKIGAI」という価値観について書かれた本が世界中でベストセラーとして注目されていることを知りました。かつて私がたくさん出会ってきた小規模事業主の方々こそ、素晴らしいIKIGAIや本質的な価値を持っている。情報が溢れる現代だからこそ、よく見せかけたものではなく「本質」を今のうちに残さなければならない、という強い使命感に突き動かされ、「株式会社ミトミト」を設立しました。
Q企業理念の決め手を教えてください。
当社のミッションは、「IKIGAIを全力で応援する」「IKIGAIある日本を次世代に残す」という言葉に集約されます。
大きな企業は自らの力で情報を発信できますが、素晴らしい価値や思いを持っているにもかかわらず、うまく発信できずに埋もれてしまっている小規模事業主の方々が日本にはたくさんいます。そうした人々の魂の熱量を物語として紡ぎ、目に見える形にしていくことが、私たちが存在する理由であり、理念の決め手となっています。
Q今までで一番辛かったことを教えてください。
やはり、プロボクサーとして活動していた最後の3年間です。どれだけ努力を重ねても結果が出ず、報われない焦燥感の中にいました。夜勤の三交代勤務による深刻な睡眠障害も重なり、心も体も文字通りボロボロでした。
「何のためにこんなに苦しい思いをして動き続けているのだろう」と自問自答を繰り返しながら、それでも止まることができなかったあの暗闇の時期が、これまでの人生で間違いなく一番きつい経験でした。だからこそ、コロナ禍によって強制的にブレーキをかけてもらった瞬間は、私にとって救いであり、新たな人生のスタートラインとなりました。
Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
大きく3つの軸を大切にしています。
・プロとしての当たり前の基準を徹底する:
感謝の言葉を伝えること、お礼を言うこと、相手を否定しないことなど、人間として当たり前の誠実さをプロの基準として持ち続けることです。
・徹底的な「ギブ(Give)」から入る:
ビジネスである以上、お金は絡みますが、まずは自社の利益を脇に置いて「どうすれば本気で相手を喜ばせ、良い作品を作れるか」を追求します。
・経営における理念とお金のバランス:
以前、ある経営者の方から「理念ややりたいことを叶えながら、しっかりとお金も回すのが経営のバランスだ。どちらかが上下ではない」と教わりました。この言葉で、私は本当に救われました。例えば、無料でお互いのIKIGAIをマッチングする場を設けることがあります。出費だけを見ればマイナスですが、そこから真の信頼関係が生まれ、結果的に深い人間関係となりビジネスにも繋がっていきます。このトータルのバランス調整を常に意識しています。
Q企業としての最終的な目標を教えてください。
私たちが目指すのは、「日本一の思想メディア」の確立です。哲学やストーリー、そして「IKIGAI」という深い思想が日本中から集まるプラットフォームを作りたいと考えています。
これからの時代、商品や機能だけで差別化することはますます困難になります。最終的に選ばれる基準となるのは、その人の人生の背景や、ビジネスに込められた思いの部分です。「IKIGAIのブランディング」「IKIGAIのマーケティング」といえば株式会社ミトミトである、と言われるような、唯一無二のポジションを築き上げることが最終的な目標です。
Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
個人としては、「IKIGAIといえば尾﨑弘師」という圧倒的な認知を獲得することです。私の行動と言動、そして熱量を通じて、関わるすべての人に「この人は本気で心からIKIGAIを応援している」と伝わる存在になりたいです。
また、ビジネスの拡大に関しては、今後さらに人のためになるサービス開発に挑戦していきたいと考えています。電子書籍出版、海外クラウドファンディング、営業支援などを通じて、売上拡大ではなく、その人や企業が持つ哲学や理念を社会に届ける仕組みをつくっていきます。想いのある人が、想いだけで終わらず、きちんと必要な人に届き、事業としても続いていく。そうした流れを生み出していきたいです。

PICK UP
ピックアップ

