ただいまを守る武術
忍者活動・メディア出演

Q事業内容と強みを教えてください。
私は、無手で戦う方法や、剣・棒を使って身を守りながら戦う方法の指導を行っています。目指しているのは、どこにもない独自の武術です。元をたどれば他の武術と似た動きになる部分もありますが、そこから一歩踏み込んで、自分なりに新しい動きを取り入れながら形にしています。
全身運動になるので、お子さんであれば体育の成績が上がったという声をいただきますし、大人の方であれば、今まで動かなかった体が動くようになった、力がついたという声をよく聞きます。こうした変化を実感していただけることが、何よりの手応えです。
Q起業に至るまでの経緯を教えてください。
きっかけは、身近な場所でも犯罪が増えている中で、自分の身を守る方法を知らない人が日本には多いと感じたことです。アメリカではデパートやショッピングに入ったとき、まず逃げる道を確認する人が多いそうですが、日本では入ってきた出口にそのまま向かおうとしてしまう。何かが起きたときに犯人のいる方向に逃げてしまったり、パニックになって逃げ場所が分からなくなったりすることを防ぐために、日頃から身を守る力を身につけてもらいたいと思い、道場を立ち上げることにしました。
ニュースを見ていて、「こうしていれば助かったのではないか」と感じることが何度もあり、そういった知恵を伝えられる場所として道場という形を選びました。もともと学生時代は剣道をしていて、社会人になってから少林寺拳法を学び始めました。道場を立ち上げる場所を探していたとき、整骨院の先生がたまたまカンフー好きで、その先生のところで働く助手の方々、女性が多かったのですが、彼女たちに護身の知識を伝えられたらという思いも重なり、今の形になりました。
Q企業理念について教えてください。
「行ってきます」と言って出ていき、何事もなく「ただいま」と帰ってくる。そういう人間になれる人を育てたいという思いで活動しています。家で待っている人も、出ていく人も、朝「行ってきます」と言って、笑顔で帰ってこられたらどちらも嬉しいはずです。そんな毎日をみんなが過ごせる世界であってほしいという思いから、この理念にしています。そして、道訓である「明日もぼんやりいい事があればいいね、いいことなければ、いいこと作ればいいね、いいこと作れなければ、いい人に会えればいいね、いい人に会えなければ、いい人になればいいね」と言う風にみんなが過ごせればと思っています。
Q仕事を行う上で大切にしていることを教えてください。
武術である以上、稽古で相手を傷つけてしまう可能性は常にあります。ですが稽古中に本当に怪我をさせてしまうと、本番で動けなくなってしまいます。そのため、相手がどこまで耐えられるかを見極め、「痛い」と感じた瞬間にすぐ技を解いて倒れてもらう。そうした痛みの手前で止める感覚を、お互いが練習を重ねながら積み上げていくことを大切にしています。
Q今までで一番辛かったことを教えてください。
稽古中に大きなジャンプを踏み込んだ際、ふくらはぎの肉離れを起こし、しばらく動けなくなったことが一番辛かったです。
失敗経験としては、お祭りなどで演舞を披露する機会があるのですが、練習期間が短いまま本番を迎えてしまい、相手役の方が本番で動きを忘れて固まってしまったことがあります。もう少し工夫して、誰にとっても分かりやすく、動きやすい形に練習を組み立てておけば良かったと感じています。
Q企業としての最終的な目標を教えてください。
今はサラリーマンと道場の仕事を両立していますが、将来的には道場だけで生活していけるようになりたいと思っています。現在、忍者としての活動も行っていて、今年もホワイトハウス勤務の方や全米レスリングのチャンピオンが道場を訪れてくださいました。こうした縁をきっかけに、自分の武術を世界に向けて広げていきたいと考えています。映画やメディア出演の機会も増えてきているので、エンドロールに武術の名前を載せてもらったり、SNSで道場の活動を発信したりしながら、インバウンドでの広がりにもつなげていきたいです。
Q今後個人としてチャレンジしたいことを教えてください。
11月には、忍者としての活動の中で、芸人さんの方々とコラボした新作の演劇に参加する予定があります。私はアクション部分を担当させてもらっていて、これをきっかけに忍者としても世界に向けて発信していきたいと思っています。
Q今後知り合いたい事業内容や会社様を教えてください。
メディア関係の方や、多くの人に向けて発信できる方と知り合いたいです。ローカルテレビのディレクターの方とご縁があり、道場のニュースを取り上げていただけることになりましたが、まだ地域限定の発信にとどまっています。もっと広い範囲で認知を広げていけるようなつながりを探しています。

PICK UP
ピックアップ

