Fulfill株式会社

エースオブカンパニー

Fulfill株式会社

好奇心に素直になることが
成長の原動力
CSO徳山 貴士
Fulfill株式会社
AI導入コンサルティング
人材紹介
エンジニア育成
システム開発

事業内容を教えてください。
今やっている事業は大きく4つあります。メインはAIの研修とコンサルティング事業で、中小企業さんの業務効率化や生産性向上をお客様ごとに合わせてご対応させていただいています。
研修という形でご支援することもあれば、そうでない場合はお客様に合わせた柔軟な対応をさせていただくという感じですね。これまではITツールやExcel、スプレッドシートのマクロなどで効率化を図ってきましたが、生成AIという新しい手段が登場したことで、AIを活用した業務改善サービスを始めることができました。
2つ目が人材紹介事業、3つ目がエンジニア育成事業です。弊社で雇用して、エンジニアになりたいと思ってくれている方に、日中はコミュニケーション能力を磨くお仕事をしていただき、夜は現役エンジニアからエンジニアに必要な知識を学んでもらうという仕組みです。
そして4つ目がシステム開発事業。この4つが弊社の柱となっています。
中小企業さんの業務効率化が弊社の一貫したテーマで、時代に合わせて手段を増やしながら、お客様の課題解決に取り組んでいるという状況ですね。

今の会社に入社したきっかけを教えてください
実は最初はアルバイトとして入社したんです。求人を見て応募したという、本当にシンプルな入り方ですね。
でも実際に働いてみて、働く環境がすごく良いことが分かったんです。それで働き続けることになりました。途中で新しい部署を立ち上げるタイミングもあったんですが、そういう社員の挑戦を受け入れてくれる文化があって、これってそんなに多くはないんじゃないかなと思うんです。
働きづらいなと感じたことは本当にほとんどなくて、入社してよかったなと心から思いますね。
この環境を作っているのは、社長の考え方なんです。社員を家族のように考えてくれる、挑戦を受け入れてくれる、トップダウンではなく人を活かすという考え方を持っています。何かがうまくいかなかった時も、「もうお前はダメだ」ではなく、「じゃあ次どうしようか」と一緒に考えてくれる。
ベンチャー企業なんですが、挑戦する心を持ちながらも、安定して成果を上げている経営者のような考え方を持った社長だと思います。そういう人間性が会社全体の文化を作っているんですね。

仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
3つあります。好奇心、柔軟性、そして挑戦することです。
私は基本的に好奇心が強いので、やったことのないことでも「まずやってみないと分からない」という気持ちで飛び込むタイプなんです。
会社の状況って常に変化していきますよね。その状況に応じて、自分が何を学ぶべきなのか、どう周りと関わるべきなのか、事業をどう進めるべきなのか──そういったことを柔軟に対応していく必要があります。
そして何より「挑戦を止めてはいけない」という気持ちを大切にしています。
これらの考え方は、実は会社に入ってから、特に部署を立ち上げるポジションを任されてから強くなったものです。「どうにかするしかない」という状況に何度も直面して、その都度インプットもアウトプットも考えることも、やったことのないことにも挑戦してきました。
そういう経験を積み重ねる中で、「自分はこうあるべきだ」という軸が見えてきたんです。困難な状況こそが、自分を成長させてくれる最高の機会だということを学びました。

今までで一番つらかった、しんどかった瞬間を教えてください
自分の部署が会社の予算の中で最も大きな比重を占めるようになった時ですね。最終的な責任が全て自分にかかってくる状況でした。
もちろん一人の力でできることには限界があるので、「みんなで協力して乗り越えていきましょう」とチームには話していました。でも、どれだけチーム一丸となって頑張っても、最終責任は私が負わなければならない。その責任の重さとプレッシャーを感じながら、「何としてもやり遂げなければ」という状況が、精神的に一番きつかったですね。
そんな時に支えになったのが、仲間の存在でした。忘年会や新年会でみんなが楽しそうにワイワイしている姿、みんなの笑顔を見た時に、ふと思ったんです。「この笑顔を守るために頑張ろう」「みんなのために頑張ろう」って。
それが自分なりの「頑張る理由」を見つけた瞬間でした。その気持ちが原動力となって、困難な状況を乗り越えることができたんです。
結果的には、どうにかこうにか予算も達成できました。一人では絶対に無理でしたが、チーム全体で頑張れたからこそだと思っています。

自分を褒めてあげたいこと、成功要因を教えてください
一言で言うなら「学び続けていること」ですね。好奇心を失わず、常にインプットし続けられていることが自分の成功要因だと思います。
重要なのは、状況に応じて学ぶべきことが変わるということです。今の自分と1年前の自分では役割が違う、会社の状況も市場環境も違う、メンバー構成も変わっている。そんな変化の中で「自分は今、どんな情報をインプットするべきなのか」を常に考え続けています。
実際、去年と今年では学んでいることが全く違うんです。同じ人から学ぶこともあれば、全く違うジャンルの情報もある。新しいコミュニティに参加してそこから情報をインプットすることもあります。特に社外の方から学ぶ機会を大切にしていますね。
会社を成長させるには、社内の情報だけでは限界があります。社外から価値ある情報を取り入れることで、見える世界がどんどん広がっていく。外部環境の変化を敏感に察知して、時代に応じた情報のインプットができていることが、自分なりの成功要因だと思います。
これは誰かに指示されてやっていることではありません。社長から「この情報を集めなさい」なんて言われることはないので、全て自分で判断して、自分から情報を取りに行っています。この「自ら学びに行く姿勢」は本当に大切だと思いますね。

今後会社としてチャレンジしたい事を教えてください。
壮大なビジョンがあるわけではないのですが、今は部署単位で成果を作ることが多いので、それを変えていきたいと思っています。
会社全体の力を結集して成果を生み出し、社会に対してより大きなインパクトを残せるような組織にしていきたい。つまり、事業と事業を掛け合わせて、シナジーを生み出すということですね。
例えば、AI事業で培ったノウハウを人材事業に活かしたり、エンジニア育成で得た知見をシステム開発に反映させたり。それぞれの事業が独立して動くのではなく、有機的に連携することで、1+1が3にも4にもなるような組織を目指しています。
これができれば、お客様により価値の高いサービスを提供できるし、会社としても持続的な成長が可能になると考えています。部署の枠を超えた協力体制を作ることが、今後の大きなチャレンジです。

今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
これはちょっとお堅い話なんですけど、人間力を磨きたいって思ってるんです。AIがどれだけ良くなっていこうと、人間力っていうのは絶対に残ると思ってて、組織のメンバーみんなを導いていける、牽引していけるような人って、やっぱり人間力がすごくあるんじゃないかなと思ってます。
100年続く会社を作ってる人とか、大企業や中堅企業に成長させてるような社長・会長さんって、本当に強いんですよ。忍耐力もあるし、やり抜く力もある。困難に打ち勝つ力も精神力もある。そういう強い人間に憧れがあるんだと思います。
正直、まだまだ自分に甘いところがあって、自分に優しくする時もあれば仕事に集中する時もあるみたいに、バランスを取りながらやってるんですけど、本当に強い人って、そんなバランスを取るとかじゃなくても自然と強いじゃないですか。
そう簡単ではないのは分かってるんですけど、そういう人間力を磨いて深みのある人になりたいと思ってます。AI時代だからこそ、技術やスキルだけじゃなくて、人として、リーダーとしての器を大きくしていきたい。それが組織を本当の意味で成長させることにつながると信じてるので、人間力磨きっていうのは一生をかけてチャレンジしていきたいテーマですね。
意識し続けなければいけないでしょうし、経験を通じて学べることもあるでしょうし、もっと頑張らないといけないなと思います。

最後に、成長を目指す方へのメッセージ
自分の好奇心に素直になることが一番大切だと思います。「こういうことをやってみたい」「これに挑戦したい」という気持ちに素直になった方が、インプットの速度が格段に上がるんです。
多くの人が「成長したい」と思っているかもしれませんが、私は「成長しようと思って成長している」わけではありません。結果的に成長しているだけなんです。
大切なのは目的意識です。「何のために今、何をするべきなのか」を明確にする。そうすると、どんな情報をインプットするべきかというアンテナが敏感に働いて、必要な情報をキャッチしやすくなります。
でも、好奇心という気持ちが素直になっていなければ、「本当にこれでいいのかな」と迷って止まってしまう。成長という結果を求めるのではなく、まず目的を決めて、その目的のために全力で頑張る。その積み重ねが、結果的に成長につながるのだと思います。
何より大切なのは、仕事を楽しむこと。楽しめていなければ、本当の意味での成長は難しいと思います。