株式会社みらい創世舎/ 一般社団法人 日本JCDコーチング協会

エースオブカンパニー

株式会社みらい創世舎

すべての人に働く喜びと
無限の可能性を手にさせる
代表取締役森 泰造
株式会社みらい創世舎
人財育成トレーニングプログラム
企業内コーチング導入プログラム

事業内容と事業の強みを教えてください。

一言で言うと研修会社になります。個人(to C)向けにはコーチングスクールを運営しており、法人(to B)向けには、経営者の方へのコーチングと、そこから派生する組織コンサルティングを主軸に事業を展開しています。
特に中小企業の経営者様からご相談いただくことが多いですね。経営者が熱い想いを持っていても、それがなかなか社員に届かず、組織として一体化できないという課題を抱えていらっしゃるケースは非常に多いです。 私たちは、その経営者の想いを現場で具現化していくための、仕組み作りのお手伝いをさせていただいています。


起業までの経緯を教えてください。

前職ではケンタッキー・フライド・チキンに26年間勤めていました。アルバイトスタッフは15歳から70代のシニアまでと幅広く、彼ら・彼女らにいかにしてプロとしてのパフォーマンスを発揮してもらうかが、店の売上を左右する大きなポイントでした。当時から「人はどうすればプロフェッショナルになれるのか」を常に考え、マインドに働きかけるアプローチを自然と実践していました。今思えば、それがコーチングの原点だったと思います。
しかし管理職になった頃、母親の介護、上司との人間関係、そして妻との不和が重なり、精神的に八方塞がりの状況に陥りました。感情的になる母との関係も悪化し、「このままではいけない」と解決策を探し求めていた時に、心理学の技術とコーチングに出会ったのです。 3つのコーチングスクールに通い、心理技術も学んで実践したところ、1ヶ月も経たないうちに母親との関係が劇的に改善しました。この経験から「この技術は世の中で絶対に必要とされている」と確信し、多くの人にこの価値を届けたいという想いで独立を決意しました。


企業理念の決め手を教えてください。

私たちの使命は、「日本人の働き方マインドを変える」ことです。
私自身も3人の子どもの父親ですが、かつては会社や上司に気を遣い、「仕事だから仕方がない」という言葉を口癖のように使っていた時期がありました。そんな大人の姿を見て、子どもたちが「かっこいい」と思うはずがありません。
自分自身の経験を通して、好きなことで人に喜んでもらい、楽しみながら社会に価値を提供できる働き方を手に入れた今、そのノウハウを世の中に伝えていきたい。仕事を楽しむ「かっこいい大人」を増やすことで、子どもたちが「お父さんみたいになりたい」「あんな社会人になりたい」と未来に希望を持てるような日本社会にしたい。それが私の強い想いです。
今の日本は、会社員が元気がないように感じます。不満に蓋をしながら我慢して働くのではなく、会社員という立場であっても自分らしさを発揮し、「仕事を通して自分の命を磨いている」と胸を張って言える人を増やしていくことが、日本社会を元気にする原動力になると信じています。


現在の企業課題/事業課題について教えてください。

課題は「スケール化」ですね。私自身がコーチでありセミナー講師というプレイヤーでもあるため、体が一つしかない、という物理的な限界があります。
この課題を解決するために、一般社団法人を設立し、認定講師を育成するという取り組みを始めています。ただ、事業の拡大を焦っているわけではありません。じっくりと時間をかけて、確実な形で私たちの価値を広げていくことが重要だと考えています。


企業としての最終的な目標を教えてください。

私が大事にしているのは「肌感覚」です。
世の中を歩いている人たちの表情や会話から、「社会が変わったな」という感覚を得られた時が、私たちにとっての目標達成の瞬間かなと思っています。
実際に、コロナ禍を経て学びに来られるお客様の層は大きく変わりました。以前はキャリアアップを目指す40代の女性が中心でしたが、今は「会社に依存する生き方はもうやめたい」と考える50代の男性が非常に増えています。これは一つの社会現象だと捉えており、先日NHKからもこのテーマで取材を受けました。自分の人生に真剣に向き合い、自律的なキャリアを築こうとする人が増えている。この変化を、私たちは肌で感じています。


今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。

仕事とプライベート両方の目標になりますが、「外国人のお客様を増やしたい」と考えています。
海外に行くと、現地のビジネスパーソンが「もっと成長したい」「もっと稼ぎたい」という自身の欲求をストレートに表現する姿に刺激を受けます。日本人も、もっと素直に「良くなりたい」という想いを表現できるようになるべきだと感じています。
そのために、まずは私自身が英語でコーチングできるようになり、外国人の方の思考や価値観を深く吸収したい。そして、そこで得たものを日本の皆さんに還元していく。その循環を創り出すために、今、必死で英語を勉強しています。


今後知り合いたい事業内容 会社様

協業という観点では、2つの領域の企業様とご一緒したいと考えています。
一つは、採用をメインに事業展開されている会社です。私たちが「人材育成・定着」の専門家として連携することで、「採用」から「定着」まで一貫した価値をクライアント企業に提供できると考えています。
もう一つは、社会保険労務士(社労士)の先生方です。企業の労務に関わる中で、人事的な課題を耳にする機会も多いかと思います。その解決策の一つとして、私たちのサービスをご提案いただくことで、より高い価値提供が可能になると考えています。
また、お客様という視点では、「人に付加価値をつける産業」の企業様とは特に親和性が高いです。具体的には、クリニックなどの医療関係、介護関係、そして店舗を運営されているようなサービス業ですね。これらの業界は「人」そのものが価値を生み出すため、私たちのノウハウが事業成長に大きく貢献できると確信しています。