製薬企業のプロモーション資材の執筆
医師へのインタビュー取材記事の制作

Q事業内容と事業の強みを教えてください。
主な事業内容は、医療系の記事を執筆することです。フリーのメディカルライターとして、医療系の広告代理店からの依頼を中心に、製薬企業のプロモーション資材の執筆を行ってきました。2025年11月末にMedical Creation株式会社を設立してからは、個人の業務委託契約を法人に移行しています。
読者は医師やメディカルスタッフ、患者さんなどさまざまで、医学・薬学の専門的な内容を読者に合わせて伝える仕事です。さらに、取材記事であれば、専門的な知見を前提に医師へのインタビューを行い、考えや治療方針を正確かつわかりやすく伝えることを重視しています。特に大切にしているのは、事前に質問を決めておくだけではなく、医師の発言を受け止めながら、その場で思考の核心に迫っていくインタビューです。語られた一言を起点に、言葉の背景にある意思決定の過程や、そこに至るまでの経験を丁寧に掘り下げていく取材が、自分の強みだと考えています。
Q企業理念と、そこに込めた想いを教えてください。
理念として「医療をつなぐ」という姿勢を掲げており、特に医師と患者さんのあいだにある情報や想いを橋渡しする役割を担いたいと考えています。私は前職で23年間、製薬企業のMR(医薬情報担当者)として働いてきました。これまでに約1,000人の医師と面談し、面会の回数はのべ2万回以上になると推計しています。
そうした経験を重ねるなかで、フリーランスとして1時間ほどのインタビューを行うようになり、MRとして勤務していた頃には見えていなかったものに気づかされました。それは、医師やメディカルスタッフの皆様が治療に向き合うなかで抱いている、本当の想いや、判断の背景にある信念です。
「プロとして医療に関わってきても、医師の考えや判断の背景に、ここまで深く触れる機会は多くありませんでした。そうであれば、患者さんが医師の考えに触れる機会は、限られているのかもしれない」。こう感じたことが、現在の事業の原点です。こうした“情報の断絶”は、個人の努力では限界があり、仕組みとして向き合うべき課題だと考え、会社設立につながりました。
Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。
仕事に向き合うときに大切にしているのは、基本をおさえること、そして行動を積み上げることです。医療分野は正確性が求められる一方で、完璧な結果を待っていては何も進まない世界でもあります。だからこそ、まず動き、検証し、改善を重ねることを大切にしています。
スポーツと同じで、基礎が身についていなければ応用は効きません。経験を重ね、試行錯誤を重ねることでしか、質の高いアウトプットは生まれないと考えています。
Q現在の企業課題/事業課題について教えてください。
会社を設立したばかりですので、まずはMedical Creationとしての実績を積み上げていくことが課題です。フリーランスとして活動してきた個人実績はありますが、法人として仕事を受注し、価値を提供していくサイクルを回していかなければなりません。
たとえば、インタビュー関連事業においては、エリアを限定して、クリニックに一軒一軒足を運ぶ地道な営業を重ねながら、その地域で「この分野なら任せたい」と言っていただける存在になることを目指しています。将来的には、そうした実績をコンテンツとして積み上げ、指名で仕事が回る仕組みを作っていきたいと考えています。
Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。
ウルトラマラソンに挑戦しています。
昨年初めて100kmのウルトラマラソンに出場し、制限時間14時間のところ、13時間59分で何とか完走することができました。後半は足が動かなくなり、歩こうとする自分をどう抑えるかとの戦いでした。しんどくて歩こうとする自分自身に対して「次の電柱から2本先の電柱までは走ろう」「この坂を登り切るまでは走ろう」と、目の前の状況に合わせて小さな目標を設定し、一歩ずつ前に進む感覚は、ビジネスにも通じるものがあると感じています。

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