株式会社エイチアールドック

人と企業が出会うべくして
出会う世界へ
代表取締役山根 康介
株式会社エイチアールドック
採用ブランディング事業
AIを活用した研修事業
採用マーケティングAIの開発

Q事業内容を教えてください。

弊社は「人と企業が出会うべきで出会う世界を作る」というビジョンを掲げ、東京を拠点に採用ブランディング事業を展開しています。中心となるのは採用のブランディングですが、そこを起点としてマーケティング視点でのコンサルティングや、AIを活用した研修事業なども行っています。
弊社の強みは、採用ブランディングを徹底的に言語化・メソッド化している点です。「人の体験(ブランド体験・検索体験・候補者体験)」を縦軸に、「マーケティングのファネル(認知・興味関心・比較検討・行動)」を横軸に置いた独自のマッピングを用いて、企業ごとに「どこができていて、どこが課題か」を高い解像度で可視化し、最適なソリューションを提供しています。
また、社名である「HR doc.」には2つの由来があります。1つは、クライアントのHRにおける「主治医」のような存在であるdoctor。自社の利益のために無理に売りつけるのではなく、安心して頼っていただける存在でありたいという想いを込めています。もう1つは、艦隊を意味するdock。クライアントの抱える課題に対し、自社だけで完結させるのではなく、必要に応じて各領域の第一人者を巻き込み、最適なチーム(艦隊)を編成して支援するスタンスを大切にしています。


Q起業までの経緯を教えてください。

大きな決め手は2つあります。 1つは、私が人事責任者として5年間で約4,000人の面接を行った経験です。それだけ多くの方と会っても、「自社も求めていて、相手の人生にとってもプラスになる」と確信できる出会いは、わずか7人ほどでした。多くの企業が多額の採用コストをかけながら、ミスマッチという「無駄な時間」を過ごしています。企業側が情報発信の責任を果たし、求職者が自分のキャリアを深く考えられるようになれば、このロスはなくなる。そうすることで日本の生産性をもっと上げられると考えたのが原点です。
もう1つは、採用を語る人間として「自ら人を採用し続ける」という責任を負いたかったからです。一企業の人事としてではなく、独立して自ら組織を作る当事者として、採用の知見を広めていきたいと考え、起業に至りました。


Q今までで一番辛かったことを教えてください。

過去、M&A(合併・買収)によって運営母体が変わった施設の管理者を任された時が一番辛かったですね。 現場に残っているスタッフからすれば、私は「買収した企業から送り込まれてきた敵」のような存在です。彼らには彼らが培ってきたプライドや文化がありますから、最初は全く受け入れてもらえませんでした。
しかし、そこで私は決して彼らを否定しませんでした。「このやり方はおかしい」と頭ごなしに言うのではなく、スタッフからの提案を「それいいね、やってみよう」と一度すべて受け入れるスタンスを貫いたのです。
忍耐が必要な時期でしたが、対話を重ね、小さな改善を一緒に積み重ねることで、次第に「この人と一緒に仕事をするのが楽しい」と思ってもらえるようになりました。1年半後には、全員が笑顔で働けるチームになれた。あの時の経験は、今のコンサルティングの基礎になっています。


Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。

経済の原理原則を押さえること、つまり「価値提供を先に行う(ギバーであること)」です。見返りを求める前に、まずは徹底的にギブして、その結果として対価をいただく。このスタンスを最も大切にしています。
この考え方のルーツは、淡路島で左官業を営んでいた祖父にあります。祖父は「住む人にとって良い空間を作ること」を第一に考え、時には赤字でも借金をしてでも、納得のいく仕事を貫く人でした。その結果、何十年経っても「あの会社に頼めば間違いない」という絶大な信頼とブランドを築き上げました。私も、祖父の孫として恥じないよう、目先の利益に捉われず、まずは相手の役に立つことを快感と思えるような経営を心がけています。


Q現在の企業課題/事業課題について教えてください。

採用の現場において、人事とマーケティングの知見を両立させることの難しさを感じています。 人事は目の前の採用活動でリソースが埋まりがちなので、マーケティングの知識や考え方をインプットすることが難しく、一方でマーケターは人事の業務や個人のキャリアに触れる機会が少ないため、現場のイメージを持ちにくくなっています。 この両方の視点を持ち、再現性を持って現場に落とし込める人材をいかに増やしていくかが課題です。
この課題を解決するために、現在、株式会社KAGUYAと共同で「採用マーケティングAI」を開発しています。Google出身のエンジニアチームと共に、膨大なデータに基づいたペルソナ分析や、自社コンテンツの評価をAIが行える仕組みを構築しました。これによって、属人的になりがちな採用ブランディングや採用マーケティングの知見を底上げし、より多くの企業の採用課題を効率的に解決できるスキームを作っていきたいと考えています。


Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。

自分史上最高の40代を迎えることです。現在39歳(今年40歳)なのですが、母親に産んでもらったこの体のポテンシャルを最大限に発揮できている状態に持っていきたいですね。そのために、パーソナルジムでの肉体改造、歯の矯正、ICL(眼内コンタクトレンズ)、美容ケアなど、自分への投資を徹底して行っています。40代を最高の活力で駆け抜けるための準備を全力で楽しんでいるところです。


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