New Field Partners

人事を「投資部門」に変え、
企業の成長を支える
代表新田 利之
New Field Partners
HR Techプロダクト開発
人事戦略・人事コンサルティング
AI人事コンサルティング(CAIO×CHRO)

Q事業内容と強みを教えてください。

私は大きく3つの事業を展開しています。
1つ目は、HR Techプロダクトやソリューションの開発です。HR Tech企業様やコンサルティング事業を営む方々と共同で、研修の仕組みやツールを開発しています。2つ目は、それに付随する人事戦略の策定と人事コンサルティングです。3つ目は新規事業として、CAIO(最高AI責任者)とCHROの役割を融合させ、AIによる業務改善と業務設計を行っています。
私が大切にしているのは、「人事を投資部門にする」という考え方です。研修を実施した、採用を行った、ということが最終的に経営成果にどうつながったのかを整理できていない企業がほとんどです。事業側からドリルダウンして、投資対効果を可視化できる仕組みをつくりたいと思っています。人事が単なるコスト部門として捉えられていると、業績が悪化した際に真っ先に削られる対象になってしまいます。人という資源を最大化し、事業がやるべきことに直結させていく。それができて初めて、人事はコスト部門から投資部門になれるのだと考えています。
企業規模によって、人事の課題は変わります。
●従業員30名規模では、採用要件の定義そのものが課題になります。
●50名から100名規模になると、経営者がメンバー全員の名前を覚えきれなくなり、直接のコミュニケーションが難しくなるため、人事制度や評価軸の整備が必要になります。
●300名を超えてくると、管理職や幹部の育成、事業構造の変化にともなう人員配置、次世代人材の育成といった課題が顕在化してきます。
これまでアドウェイズという上場企業(グループ全体で約1,000名規模)で人事を経験し、ベンチャー企業では約150〜200名という最も難しい成長フェーズを経験し、現在はスタートアップのクライアント様のコンサルティングも行っているため、どのフェーズにも対応できる体制を整えています。


Q起業・入社したきっかけを教えてください。

私はこれまで、事業企画や営業、事業部長、社内PMIなど、会社の中で最も大きな課題があるところに入り込み、短期間で解決していく仕事をずっとしてきました。株式会社アドウェイズに在籍していた時に、これから最も伸ばしていかなければいけない領域が人事だったことから、戦略と人事の双方をセットで考える経験を積みました。
その後、アドウェイズを卒業してベンチャー企業で人事本部 本部長を務める中で、事業の課題をクリアできる経営者の方は、熱量もアイデアもあるにもかかわらず、「人」の問題で苦労されている企業が多いことに気づきました。人の問題を解決することによって、事業をより成長させることができるのではないか。そう考えたのが独立のきっかけです。
ただ、ベンチャー企業がCHROにいきなり支払える金額には限界がありますし、CHROが1人入ったとしても全てを担うことはできません。それであれば、自分のチームを作り、それぞれの専門家を配置し、CHRO1人分の予算で専門家のチームを組んで課題を解決し、最終的に実装させていく。スタートアップが一番悩む「人」の問題にかかる時間を最小限にして事業に集中してもらい、人事が止まることで事業が止まることがないようにする。これが創業の背景です。


Q今までで一番辛かったことを教えてください。

社会人生活で一番ハードだったのは、アドウェイズで人事の責任者を務めた時期です。ちょうどコロナ禍のタイミングと重なり、それまでのプロセス評価や、横にいるからこそ成立していたOJTを前提とした働き方が、根本から通用しなくなりました。評価の仕組みや権限委譲のあり方まで、短期間で再設計しなければならず、非常にハードな時期でした。
精神的なきつさというよりは、新しい人事のあり方をゼロから作っていくワクワク感もありました。ただ、就任してすぐのタイミングで、これだけ大きく会社が変わっていく局面に立ち会ったという意味では、間違いなくハードシングスだったと思います。


Q仕事を行う上で大切にしている事を教えてください。

私は、クライアント様からのご依頼に対して「やりたいこと」「できること」「評価していただけること」の3つが揃っていない場合は、お仕事をお受けしないようにしています。
経営者の方が単なる業務の代行、例えば採用代行のようなものを求めていらっしゃる場合でも、その背景にある経営戦略や組織の根本的な課題にまで踏み込んで解決できないと判断した場合には、ご依頼をお断りすることもあります。採用の問題だと思われていたものが、実は経営戦略の問題だった、というケースは少なくありません。欲しい人材が採用できていないという相談を受けて手を入れようとしても、そもそも組織の機能が合っているのか、要件は本当にその通り必要なのか、入社後3カ月でどんな成果を期待するのかという設計をしないまま採用を進めても、結局はすぐに辞めてしまいます。いわゆる「穴の開いたバケツ」のような状態です。総合的かつ俯瞰的に課題を捉えて解決していく必要があると考えています。


Q企業としての最終的な目標を教えてください。

「やりたいこと」「できること」「評価していただけること」の3つが揃うものを作っていきたいと思っているので、事業規模の拡大そのものよりも、いかに新しい取り組みに挑戦し、その先で事業と人の問題を解決できるかを重視しています。
より多くの企業様にそのやり方が伝わり、成果につながる。そのための手段を追求していきたいと考えています。コンサルティングという形にとどまらず、皆様が使いやすい仕組みをどんどん作っていきたいというのが、会社としての目標です。


Q今後個人としてチャレンジしたい事を教えてください。

自分の人生でやりたいことを3つ書き出しています。
●1つ目は、妻と一緒に世界一周旅行に行くことです。
●2つ目は、司馬遼太郎『坂の上の雲』の舞台である二〇三高地を訪れることです。
●3つ目は、これまでの知見をまとめた書籍を執筆することです。自分自身がどんなことをやってきたかを整理する意味でも、同じ問題に苦しむ方にとって一つの解決の糸口になるようなものをお届けできたらと思っています。
いずれも実現するには、精神的にも資金的にも余裕が必要だと感じているので、そこを積み重ねていきたいです。


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